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日本野鳥の会は、創立以来『野の鳥は野に』という理念を掲げ、密猟、違法飼養を根絶するための活動を行っています。また、林道建設や風力発電に対する意見の提出、生息地調査など、鳥たち、そして私たちが安心して暮らせる未来を目指して、地域の環境保全に貢献しています。

当会が2017年度におこなった活動をご報告いたします(クリックするとPDFが開きます)。

日本野鳥の会の理念として「自然を尊び守り賢明に利用することが、人類の存続と幸福にとって不可欠であるとの認識にたち、野鳥を通して自然に親しみ自然を守る運動を、社会の信頼を得て発展させることによって、自然と人間が共存する豊かな環境をつくることに貢献する」というものがあります(詳しくはこちら)。

その理念に則り、当会でも普及啓発や調査保全などの各種活動を展開しています。

画像をクリックするとPDFファイルで拡大表示されます(転送・掲示歓迎)。

ナベヅルの世界の生息数は1万5千羽程度ですが、鹿児島の出水ではその約9割の1万3千羽以上が越冬しています。このように密集して越冬すると、鳥インフルエンザなどの感染症による大量死など、絶滅してしまうリスクがあります。そのため、全国に越冬地を分散させる取り組みが行われています。当会では、西予市において、地元や野鳥の会などと協力し、ナベヅルを誘致するための調査活動を行っています。

今回、一般向けの講演会を通してツルへの理解を深めるイベントが、西予市で開催されます(西予市HP)。現在西予市では数十羽程度のナベヅルが越冬しているくらいですが、かつての宇和盆地には湖や湿地が広がり、沢山のツルが舞っていたようです。また、江戸時代にはツルを藩主に献上したりツル料理を作ったりしていたそうです。そうした西予とツルの歴史や文化を通して、ツルやコウノトリが舞う豊かな自然と暮らしについて考えます。

専門家による江戸時代の人とツルコウノトリの関りについてのお話しや(北海道大学大学院専門研究員 久井貴代さん)、地元の方々・小学生による話題提供、そしてツルもどきの試食など、盛りだくさんの楽しいイベントになっています。皆さんお誘いあわせの上、是非ご参加ください!

開催日時:
2019年2月23日(土)14時~16時30分(13時30分開場)
開催場所:
西予市宇和町卯之町3丁目439-1 西予市教育保健センター4階大ホール(市役所の隣)
定員:
先着100名(事前申し込み必要・参加費無料)

2月15日(金)までに、①氏名 ②参加人数 ③連絡先(電話、Eメール)を下記にご連絡ください。
西予市教育委員会スポーツ・文化課 文化振興係 担当:高木
電話:0894-62-6416
FAX:0894-62-6591
メール:sports-bunka@city.seiyo.ehime.jp

共催:西予市教育委員会、西予市環境衛生課、(公財)日本野鳥の会
協力:宇和婦人会、田舎風割烹ちゃぼ亭
後援:四国西予ジオパーク推進協議会

(財)日本野鳥の会と全国野鳥密猟対策連絡会は、野鳥の密猟の根絶をめざして、各地で野鳥密猟問題シンポジウムを開催しています。今回は日本野鳥の会愛媛の主管により開催いたします。野鳥の密猟・違法飼養の対策に関わっておられる方、密猟防止のために何かしたいと考えておられる方のご参加をお待ちしています。

<日時>
2010年11月27日(土)13時(開場12時)~17時 /11月28日(日)9時~12時
<会場>

道後やすらぎ荘(松山市道後鷲谷町434-3)
<申込み>

シンポジウムの詳細・お申し込み方法は、(財)日本野鳥の会ホームページもしくは密対連ホームページをご覧下さい。オンラインからも簡単にお申し込みいただけます。

[追記 2010.11.14] 申し込みは締め切りました。ご応募ありがとうございました。

日本の野鳥は、原則、捕獲・飼養が禁じられています。しかし現行法では、外国から輸入された野鳥の販売や飼養への規制がほとんどなく、そのため国内で密猟された野鳥を外国産と偽って販売する事件が絶えません。

当会でも全国野鳥密猟対策連絡会や行政と連携しながら、取締りの要請、啓発活動を行っていきます。


[当会の活動状況]

2009年 6月
野鳥販売店に対する密猟防止に関する県自然保護課との合同啓発活動及び密猟現場視察実施
2008年10月
野鳥密猟対策セミナー実施(10月19日 於:松山総合コミュニティセンター)
2008年 5月
野鳥販売店に対する密猟防止に関する県自然保護課との合同啓発活動実施
2007年11月
野鳥販売店に対する密猟防止に関する県自然保護課との合同啓発活動実施
2007年 8月
全国密猟対策連絡会との野鳥販売実態調査を実施

野鳥たちの生息環境を脅かす行為は、依然として存在しています。新たな開発に際し、特定の種への影響に関心が向かいがちですが、保全すべきは生息環境そのものです。大規模な開発行為に対しては、自然破壊への影響や開発の目的を考慮し、基本的には反対します。山鳥坂ダムは、多種の猛禽類が同所的に生息する貴重な環境、希少種であるミゾゴイやヤイロチョウの生息地を改変することになります。ここでは山鳥坂ダム建設に対する当会の考え方等を掲載します。

  • 山鳥坂ダム建設に対する当会の考え方
    『肱川水系山鳥坂ダム建設事業 環境影響評価方法書』に対する意見書(PDF:484KB)

一般にクリーンなイメージの風力発電ですが、新たな大規模人工物の建設であり、鳥たちの生息環境を脅かすものです。環境にやさしい取り組みを進めるならば、本質的には節電を進めるべきでしょう。風力発電施設による鳥類への影響は様々ですが、国内でもオジロワシを始め、ワシタカ類が回転するブレードの被害に遭う例(バードストライク)がいくつも報告されており、愛媛県でも2例のバードストライクが確認されています。当会は風力発電施設の鳥類への影響を明らかにし、施設管理者への働きかけを行うなどの取り組みを行っていきます。

[発表事例]

  • バードストライクについての四国初の事例報告ー佐田岬半島の風力発電施設におけるトビの衝突死(2007)Strix(野外鳥類学論文 集)VOL.25 pp.105-107 (PDF:417KB)
  • 二見くるりん風の丘パークにおける2例目の野鳥衝突死の発見について(2007年8月29日)記者発表 (PDF:470KB)

[資 料]

最終更新日: 2018年12月04日
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