当会概要

「日本野鳥の会」とはどいういう団体か?「日本野鳥の会愛媛」ではどういう活動をおこなっているのかをここで紹介しています。ただ鳥を数えているだけではありません!

公益財団法人 日本野鳥の会とは

日本野鳥の会は、1934年に中西悟堂によって設立されました。「野鳥も人も地球のなかま」という理念を掲げ、自然にあるがままの野鳥に接して楽しむ機会を設け、野鳥に関する科学的な知識や保護思想を普及することで、国民の間に自然尊重の精神を培い、人間性豊かな社会の発展に貢献することを目的としています。詳しい日本野鳥の会の理念と活動に関しては、日本野鳥の会ホームページをご覧下さい。

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日本野鳥の会の会員数は約33,000人。全国に90の支部・連携団体があり、各地域で活動しています。

日本野鳥の会愛媛の活動

当会は日本野鳥の会の愛媛県支部として1974年に発足しました。日本野鳥の会が財団法人から公益財団法人へ移行するのに伴い、2010年6月6日に「日本野鳥の会愛媛」と名称を改めました。当会は日本野鳥の会と連携し、野鳥を通して、自然の大切さを地元の人たちに訴えていく活動を行っています。日本野鳥の会愛媛 ロゴ当会の会員数は2024年4月現在、341名です。

探鳥会の開催

探鳥会「探鳥会」は野鳥を観察する会のことで、当会の主な活動のひとつです。県内各地で開催する探鳥会は、会員以外の方でも参加できます。探鳥会を通して野鳥や自然の大切さを訴えています。

定例と定例外のものを合わせて年間60回ほどの探鳥会を開催しています。

日本野鳥の会愛媛 会報『コマドリ』の発行

コマドリ隔月で年間6回発行しています。探鳥会や会議の報告、野鳥に関する調査研究報告、エッセー、探鳥地の紹介など野鳥に関する内容が盛りだくさんです。会員からの投稿も随時受け付けています。表紙の絵や可愛い鳥のカットなど、見るだけでも楽しくなります。資源節約のため、希望者向けにはペーパーレスのPDF配信をおこなっています。

連載されていた人気4コマ漫画「ふくろうくん」の一部は日本野鳥の会のサイトBIRD FANでも紹介されました。

野鳥に関する調査研究活動

調査研究活動重信川河口等での定期的な鳥類生息調査、県下一斉でのカモ類調査、タカ類の渡り調査などを実施しています。これらの調査結果は保護活動にも反映していきます。また、県・市町村などからの依頼を受けての調査も実施しています。

現在、愛媛県内でどのような野鳥が確認されているのか、愛媛県鳥類目録の作成に向けてデータの集積を行っています。

野鳥を中心とした環境保全活動

オオタカ風力発電機、大規模林道、山鳥坂ダム等各地での開発計画の野鳥を含む自然環境への影響に関して、問題提起をし、環境保全への働きかけを行っています。

また、野鳥の生息地である重信川河口の清掃活動を毎年1回実施しています。

密猟対策

メジロ日本野鳥の会は、創立以来『野の鳥は野に』という理念を掲げ、野鳥の密猟、違法な飼養・販売の根絶、野鳥輸入の禁止のための活動を行っています。

当会でも全国野鳥密猟対策連絡会や行政と連携しながら、取締りの要請、啓発活動を行っています。

その他の活動

講師地方自治体や学校、団体が主催する探鳥会、観察会など各種の行事に関して、講師派遣をして野鳥観察の方法や野鳥・自然保護の思想を啓蒙する活動を行っています。

日本野鳥の会愛媛役員

代表:松田久司(保全全般担当)
副代表:小川次郎(探鳥会担当)
事務局長:秋山勉(会報担当)
会計:新名亨
幹事:山本貴仁(調査研究担当)・井戸浩之(密猟対策担当)・上沖正欣(広報担当)・脇啓人(保全担当)・吉岡宏之(保全担当)・木原涼帆(調査研究担当)

最終更新日: 2024年08月03日