日本野鳥の会愛媛活動報告ブログ

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(カット:安藤康子)

ツバメ調査について、皆さんからたくさんの情報提供ありがとうございました。最終的に40名程の参加者から440件を超える投稿がありました(ツバメ364件、イワツバメ37件、コシアカツバメ49件)。また、自宅周辺の営巣状況について詳細に調べた結果を、ハガキで送ってくださった方もいました。下地図の点は各種の観察地点、グラフは観察内容の割合を示しています。

【ツバメ】
ツバメは全域にまんべんなく分布しているように見えますが、やはり採餌や巣材集めに必要な田畑がほとんどない松山市中心部の観察点は、郊外の住宅地に比べて少ないようです。コロニー繁殖している場所は数か所のみで、ほとんどありませんでした。近年、県内の田畑は次々と潰されて宅地化されてきています。何年後かに同じような調査を実施すれば、その影響が明らかになるかもしれません。ツバメについては、ねぐらの情報も募集していましたが、ねぐらを見たという投稿は今回1件のみでした。ツバメのねぐらは河川や湖沼のヨシ原に作られることが多いのですが、そうした環境が少なくなってきたこともあり、数千~数万羽が集まる大規模なねぐらは全国的にもほとんど見られなくなってしまいました。ただ、小規模なねぐらは各地に点在しているようです。これからの8~9月にかけては、巣立った幼鳥や渡り途中の個体が多く集まり、繁殖期中よりもねぐらが観察しやすい時期です。もし見かけた場合は、情報提供をお願いします。

【イワツバメ】
イワツバメは平地から山間部の河川沿いの橋桁に多く営巣しており、島嶼部では観察されませんでした。3種の中で一番コロニー繁殖の割合が多かったです。県内での繁殖記録は、以前はほぼ山間部に限定されていたのですが、つい最近になって、低地でも繁殖するようになってきたようです。

【コシアカツバメ】
コシアカツバメは、河川もしくは海岸沿いの大きな建物がある場所にまばらに分布していることが分かりました。コシアカツバメは1990年代から観察記録が増えてきた種で、その頃は大きなコロニーや群れが観察される事もありました。しかし、近年では比較的小規模な集団で、ツバメやイワツバメに混じって営巣していることもあるようです。

(青:ツバメ)(黒:イワツバメ)(赤:コシアカツバメ)

ツバメは毎日ごく普通に見かける種類のため、なかなかまとまった記録が集まりませんが、今回の調査によって、県内の大まかな分布傾向を把握することができました。過去、そして将来の分布変化を把握することは、野鳥保全のための大切な手がかりとなります。スズメやカラスなど普通種の情報も、貴重な記録となります。引き続き野鳥情報の提供にご協力ください。

以下のサイトでは引き続き全国的なツバメの繁殖分布調査を実施していますので、情報提供をお願いします。フンに困っていたり、雛が落ちていたりした場合の対応は、バードリサーチのツバメ対応マニュアルをご覧ください。
ツバメの子育て状況調査(日本野鳥の会)
ツバメ観察全国ネットワーク(バードリサーチ)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月から6月にかけての4ヶ月間、探鳥会などのイベントの開催を見送ってきました。しかし、県内をはじめ、周辺各県でも新たな感染者がこれまで確認されない状況が続いてきていることから、3密を避けるなどの感染防止対策を実施した上で、7月より探鳥会を再開することとしました。

下記のお願いを守っていただくことが参加条件となります。また、持病をお持ちであるなど、参加することに少しでも不安のある方はご遠慮いただければと思います。

◯参加者へのお願い
・体調不良の場合は参加しない
・マスクもしくはそれに代わる物を持参
・集合前にできるだけ手洗いもしくは手指の消毒を行う
・会話をする際にはマスクを着用し、距離を取る
(※熱中症予防のため、会話をしない時はマスクを外してもかまいません)
・会話をしない時でもできるだけ距離を取る
・道具(双眼鏡や望遠鏡、図鑑など)の共用をしない
・熱中症対策(飲み物などの用意)
・解散後(帰宅時)に、手洗いもしくは手指の消毒を行う

◯探鳥会担当者が気をつけること(上記以外)
・参加者が多い場合は2班に分けて実施
・道具の共用を避けるため、受付名簿は担当者が参加者の代わりに記入
(※非会員の方には事情を説明して名前と電話番号を聞き取る)
・資料の配布はしばらく中止
・望遠鏡の使用はできるだけ控える

何か不明な点がありましたら、事務局までお問い合わせください。県内における感染者数が再び増加傾向になった場合は、当会ホームページなどにて再度中止をお知らせをいたします。

(探鳥会担当より)

当会の前代表(現・調査研究担当幹事)山本貴仁氏が理事長を務める「NPO法人西条自然学校」が、「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞されました。この賞は自然環境の保全に関する顕著な功績があった全国の団体・個人を表彰するもので、今年度は38件の個人・団体が選ばれています。(財)日本野鳥の会からの推薦により、当会も活動に協力している全国野密猟対策連絡会も受賞されています。

山本氏コメント:
愛媛の自然を調べて、伝えて、保全する活動をこれからも続けていきます。興味のある方はぜひ、ご参加ください。

この度のご受賞、誠におめでとうございます。今後のより一層のご活躍をお祈り申し上げます。西条自然学校の活動については、こちらのホームページをご覧ください。

(写真上:外来水草除去作業 下:夜の学校)

現在、世界中で新型コロナウィルスの感染が拡大しています。厚生労働省のHP等、信頼できる情報源を参考に、会員の皆様におかれましても、各自予防に努めてください。

探鳥会等のイベントは不特定多数の方が集まることになりますので、社会的状況を鑑み、また野鳥の会財団本部からの指針により、当面の間中止といたします。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。再開時期については未定ですが、ホームページや支部報コマドリ等でお知らせいたします。

【野外での野鳥観察について】

「換気が悪く」「人が密に集まって過ごす」「不特定多数の人が接触する」場所は感染のリスクが高くなります。そのため、厚生労働省は、人の密集する場所への不要不急の外出は控えるように国民へ要請しています。

しかしながら、人の少ない山野における野鳥観察はこうした状況に当てはまりませんので、休日などには自然の中へ出かけて、バードウォッチングを楽しみましょう。ただし、知人の方と野鳥観察をする際には、

・少人数でおこなう(10人以上で集まらない)
・なるべく相手と距離をとり、一緒に飲食したり車の乗り合わせなどは避ける
・マスクを着用する
・手洗いやアルコール消毒をおこなう
・観察道具の貸し借りや共用をしない

などの点に注意し、感染防止に努めてください。また、政府から外出禁止等の勧告が出た場合には、それに従ってください。

野鳥を観察したら、是非観察記録を支部に送ってください。自宅近くで見られたスズメやカラス、ヒヨドリ等の一般的な種類であっても、貴重な分布情報となります。

(撮影:山本賢治)

重信川では自然再生事業に取り組んでおり、完成した事業箇所では生物の生息種数が増加し、目標としていた多くの生物が確認されるなどその効果も少しずつ現れてきています。本フォーラムに参加して、探鳥会も開催されている重信川の自然環境について考えてみませんか。

詳細はこちら(PDF)

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主催:重信川の自然をはぐくむ会・愛媛大学防災情報研究センター
共催:国土交通省 四国地方整備局 松山河川国道事務所
日時:令和2年1月31日(金) 14:00~16:00
場所:愛媛県男女共同参画センター 1F 多目的ホール
定員:200名 参加費無料
申込:住所・氏名・連絡先(Email)を明記し、下記まで申し込んでください。
締切:1月24日(金)

重信川の自然をはぐくむ会事務局
松山河川国道事務所工務第一課
柴田佳奈
E-mail:skr-matuya40@mlit.go.jp
FAX:089-972-8105

ニホンジカおよびイノシシの集中捕獲事業(1月末まで)に関わる入山の注意について、愛媛県県民環境部環境局よりお知らせがありました。

山林へ野鳥観察に行かれる際には、明るい服装を着用し、藪の中に入らないようにする等、十分ご注意下さい。

また、狩猟期間中(イノシシ、ニホンジカの狩猟期間は例年11/1~3/15)も、猟区内の観察の際は十分ご注意ください。

連絡先:
愛媛県県民環境部環境局自然保護課生物多様性係
TEL: 089-921-2368

2020年、令和2年最初の探鳥会は城山探鳥例会。気持ちの良い冬晴れの中、50名を超える方が参加して下さいました。親子連れで来てくださった方も。探鳥会は、お子さんも大歓迎です!望遠鏡、うまく覗けるかな?

お堀では毎年出ているカワセミを今年もじっくり見ることができました。ヤマガラとジョウビタキが出て、どこが違うか図鑑で見比べてみたり。見た鳥の写真を切り貼りして自分専用の図鑑を作ってきていた熱心な小学生の姿には、松田代表も嬉しそう。

イカルやキクイタダキなども出て盛り上がり、鳥合わせの最後にはノスリが上空を飛んで、今年最初の探鳥会を締めくくってくれました。

今年はどんな鳥との出会いがあるでしょうか?

環境省のモニタリングサイト1000では、全国1000か所程度のモニタリングサイトを100年間観測することを目指しています。その結果から生態系の変化を早期に把握し生物多様性保全に活かそうとするものです。

当会でも調査に協力していますが、各地域でさまざまな調査活動をされている方の成果発表や情報交換を通して、参加者同士の交流を深めることを主な目的として研修会を実施します。研修会は2日間にわたって開催し、1日目は事業紹介とこれまでの成果報告、参加者による事例発表、鳥類と植生の調査方法の説明についての室内講義を行ないます。2日目は野外実習で、鳥類と植生の調査を実際に体験していただきます。

調査未経験の方からベテランの方まで歓迎です。みなさまのご参加お待ちしております。参加を希望される方は、以下の要項をお読みいただき、申し込みフォームからご登録下さい。

申し込みフォーム(ページ下部)。
https://www.wbsj.org/activity/conservation/research-study/monitoring1000/moni1000-training/

2020年1月18日(土)~19日(日)

1日目 13:00-17:00
場所:プログレッソ イベントルーム パーク(松山市駅のすぐ近く)
室内講義:モニタリング1000の事業概要とこれまでの成果の紹介。
参加者による事例発表と情報交換。講義終了後、懇親会。
※支部活動、個人の活動に関わらず、話題を提供いただける方を募集します。発表内容や方法については、お申し込みの際にご相談ください。

2日目 9:30-12:00
場所:愛媛こどもの城周辺 (松山市駅8:30発のバスをご利用下さい)
野外実習:鳥類のスポットセンサス法と簡易植生調査の説明と実習(少雨決行)


(撮影:前田尋秋)

野鳥を含めた多くの動植物が生息する重信川流域。日本野鳥の会愛媛では愛媛県自然保護協会の委託を受けて、毎年秋に重信川河口で清掃活動を行っています。今年は、10月26日(土)13:00~実施する予定です(詳細はトップページのカレンダーを参照)。

また、この活動とあわせて、2018年からは「重信川の自然をはぐくむ会」の主催で開催される「重信川クリーン大作戦」についても、協力しています。昨年は各種団体や企業、学校等の関係者が多数集まり計470名の参加者が集まりました。ゴミの量はかなり多かったのですが、数の力は大きく、約1時間程度清掃で、河口のゴミはすっかりきれいなりました(河口部でゴミ袋120個を収集)。

今年も会員の皆様の積極的な参加をお願い致します!

参加申し込み:
日本野鳥の会愛媛として取りまとめて申し込みますので、参加希望者は10月10日(木)までに下記事務局へ氏名と希望場所をご連絡ください。
日本野鳥の会愛媛 松山市西長戸町353-5
TEL&FAX:089-923-3081
E-mail: mail@ehime-wbsj.com

~第25回重信川クリーン大作戦(予定)~

正式な案内はまだですが、例年通りであれば下記内容で実施されると思われます。

主催:
重信川の自然をはぐくむ会

日時:
2019年10月19日(土) 9時(集合)~11時頃
※小雨決行 (雨天・洪水時は中止)

場所:重信川流域の下記の3か所で実施
1) 重信川下流左岸(重信川河口~川口大橋までの河原)
集合:重信川河口【松前町】
2) 重信川中流右岸(松原泉と重信橋周辺の河原、広瀬霞)
集合:重信橋【松山市】
3) 重信川上流左岸(拝志大橋付近の河原)
集合:拝志大橋左岸【東温市】

備考:
清掃道具(ゴミ袋、火ばし)は、はぐくむ会事務局で準備します。軍手、タオル等は、同事務局でも準備しますが、なるべく各自でご準備下さい。注意事項:長袖、長靴などが安全です。雨天の場合は金曜日の17時に判断。それ以後は朝7時以降に下記まで問合わせ。

問合:
重信川の自然をはぐくむ会 事務局
国土交通省松山河川国道事務所
TEL.089-972-0612
FAX.089-972-6621

当会の活動について話し合う、大切な場です。会へ意見がある方や、情報交換したい方など、役員以外の方もお誘いあわせの上、是非ご参加下さい。

日時:2019年6月1日(土)13:00~16:00(受付12:30~)
場所:東温市下林2210-1 愛媛県農林水産研究所花き研究指導室(旧花き総合指導センター)研修室

!!!総会の成立には、過半数の同意が必要です!!!

事前にお送りしている出欠確認のハガキに、出席・欠席いずれの場合も該当欄に〇をつけて5月24日(金)までに必ず投函して下さい。ご協力よろしくお願い致します。

総会終了後(15:00頃)には野鳥写真等のスライド・映写会を計画していますので、こちらもぜひお楽しみに!

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最終更新日: 2019年04月20日

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