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『県内探訪観察会』は、これまで野鳥観察記録がほとんど残されていない地域を訪れて開催する観察会。どんな鳥が生息しているのか調査する意味も含む、新企画の探鳥会です。

小雨決行という案内でしたが、それでも気になるのは空模様。当初の天気予報とは違って思いのほかいい天気に『幸先がいい!』とほくそ笑む。集合場所は砥部町総津 道の駅『ひろた』。これまで探鳥会が開かれたことのない(と思う。)場所だけに、やはり参加者は少なめの11名。でも、開始直後からサシバが上空を舞い、コサメビタキの成鳥と幼鳥が飛び回る探鳥地に期待で胸が膨らむ。

コースは、道の駅から夏にはそうめん流しが食べられる総津権現へ足を伸ばし、帰路は総津の中心部を通り、国道へ出て戻るもの。

確認できた鳥は、この季節にしては多い31種。ミソサザイの美声に聞き入り(姿もしっかり見ましたよ。)、恥ずかしがり屋のカケスもじっくり観察しました。ほかにツバメの巣立ち雛が並んで親鳥から餌をねだる姿をじっくり眺めたり、カワガラス、コサメビタキ、キセキレイ、セグロセキレイなど、多くの幼鳥を見ることが出来ました。また、総津権現では樹上をゆっくりと進むアオダイショウやニセクロホシテントウゴミムシダマシ(なんと長い名前か!)、アサヒナカワトンボ(以前は”ニシカワトンボ”と呼んでいたみたいです。)など、いろんな生き物も同時に観察できた楽しく収穫の多い探鳥会でした。

時間:9:00~14:50
探鳥会参加者:11名
確認できた鳥:31種
アオサギ サシバ キジ キジバト ホトトギス カワセミ アオゲラ コゲラ ツバメ イワツバメ キセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ カワガラス ミソサザイ ヤブサメ ウグイス キビタキ オオルリ コサメビタキ サンコウチョウ エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ ホオジロ カワラヒワ スズメ カケス ハシブトガラス

最終更新日: 2010年08月04日