講演会案内:ツルから探る西予の魅力 -未来に残したい風景 -
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ナベヅルの世界の生息数は1万5千羽程度ですが、鹿児島の出水ではその約9割の1万3千羽以上が越冬しています。このように密集して越冬すると、鳥インフルエンザなどの感染症による大量死など、絶滅してしまうリスクがあります。そのため、全国に越冬地を分散させる取り組みが行われています。当会では、西予市において、地元や野鳥の会などと協力し、ナベヅルを誘致するための調査活動を行っています。
今回、一般向けの講演会を通してツルへの理解を深めるイベントが、西予市で開催されます(西予市HP)。現在西予市では数十羽程度のナベヅルが越冬しているくらいですが、かつての宇和盆地には湖や湿地が広がり、沢山のツルが舞っていたようです。また、江戸時代にはツルを藩主に献上したりツル料理を作ったりしていたそうです。そうした西予とツルの歴史や文化を通して、ツルやコウノトリが舞う豊かな自然と暮らしについて考えます。
専門家による江戸時代の人とツルコウノトリの関りについてのお話しや(北海道大学大学院専門研究員 久井貴代さん)、地元の方々・小学生による話題提供、そしてツルもどきの試食など、盛りだくさんの楽しいイベントになっています。皆さんお誘いあわせの上、是非ご参加ください!
開催日時:
2019年2月23日(土)14時~16時30分(13時30分開場)
開催場所:
西予市宇和町卯之町3丁目439-1 西予市教育保健センター4階大ホール(市役所の隣)
定員:
先着100名(事前申し込み必要・参加費無料)
2月15日(金)までに、①氏名 ②参加人数 ③連絡先(電話、Eメール)を下記にご連絡ください。
西予市教育委員会スポーツ・文化課 文化振興係 担当:高木
電話:0894-62-6416
FAX:0894-62-6591
メール:sports-bunka@city.seiyo.ehime.jp
共催:西予市教育委員会、西予市環境衛生課、(公財)日本野鳥の会
協力:宇和婦人会、田舎風割烹ちゃぼ亭
後援:四国西予ジオパーク推進協議会