活動報告ブログ > お知らせ

日本野鳥の会愛媛の様々な活動の様子や、お知らせなどを書いています。

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毎年恒例の、重信川クリーン大作戦の参加者を募集します。

会員の方は、まとめて申し込みますので6月25日(水)までに日本野鳥の会愛媛事務局にお問い合わせください(それ以降も7月3日(木)までは当会事務局で参加問い合わせを受け付けます)。

開催日:7月5日(土)小雨決行

オオルリ 撮影:山本賢治

日時:2025年5月24日(土)9:00~11:30
場所:古岩屋国民宿舎前集合(久万高原町直瀬)※駐車場は川側を利用ください。
内容:オオルリなど古岩屋周辺に生息する野鳥の観察とルートセンサス法、定点観察法について
案内:山本貴仁(西条自然学校)
参加:無料
持物:野外活動ができる服装、お持ちの方は双眼鏡
備考:雨天中止(前日、17時の気象庁天気予報で降水確率が50%以上の場合は中止いたします。)
対象:小学4年生以上 定員:15名
申込:kansatsu@saijo-shizen.orgまで 氏名と年齢をお知らせください。

城川で野鳥を見よう

四国西予ジオミュージアム主催(日本野鳥の会愛媛共催)の観察会「早春の城川で野鳥を見よう2025」が3月1日に開催されます。

当会の松田代表が講師として城川町の自然を散策し、野鳥や自然を観察します。申し込みのうえ、奮ってご参加ください。

申込先:四国西予ジオミュージアム(TEL: 0894-89-4028)
締切:2月27日(木)まで
日時:3月1日(土)13時~16時
対象:小学生以上(小学生以下の場合も保護者同伴なら可、定員20名)
参加費:無料
準備物:防寒具・筆記具

重信川の自然をはぐくむ会が主催する第25回重信川フォーラムの開催案内です(申込不要)。

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「重信川の自然をはぐくむ会」では、重信川の自然を取り戻そうと、NPO などの活動団体や地域の大学、学生、住民、行政がひとつとなって、平成15年に設立いたしました。

「重信川の自然をはぐくむ会」の設立後、「松原泉の再生」や「広瀬霞の湿地再生」、「河口ヨシ原再生」、近年では、「開発霞の整備」の自然再生を行いました。これらの自然再生の効果は確実に現れており、現在は、小・中・高・大学生などの環境教育の場としても活用していただいています。

本フォーラムは、重信川流域の環境、防災等について調査・研究・保全活動を行っている方から、活動内容等を報告していただいており、重信川の防災、河川環境、地域連携などを考える良い機会になると考えています。

この会に引き続き、「第26回重信川の自然をはぐくむ会総会」を開催いたしますので、多数のご参加をよろしくお願い申し上げます。

【 日 時 】 令和7年1月27日(月)14:30-16:30
【 場 所 】 Great Sign 坊ちゃん劇場
【 住 所 】 東温市見奈良1125番地

主催:重信川の自然をはぐくむ会
共催:国土交通省 四国地方整備局 松山河川国道事務所

※発表時間 10~15分程度(質疑応答含む)
定員 350名
発表内容(案)
(1) 重信川を対象とした環境・防災教育の取組状況について
松山市立椿中学校1年生
(2) まるごと防災たんけん隊(仮)
松山市ジュニア防災リーダークラブ
(3) 重信川における活動紹介(仮)
愛媛県立伊予農業高等学校【伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム】
(4) 重信川河口の調査結果(仮)
愛媛県 中予地方局農業振興課地域農業育成グループ
(5) 東温市民ミュージカル「人と川と祈りと ~重信川伝説」につい
東温市地域活力創出課・坊ちゃん劇場(仮)
(6) 重信川に育まれた東温市の名勝
愛媛大学 名誉教授 高橋治郎
※発表者及び発表内容は変更になる場合があります。

当会ではこれまでにもピンバッジやシールなどのオリジナルグッズを販売したことがありますが、当会50周年記念として祝賀会や記念誌のほか、何か記念品を作ってはどうかと役員の小川さんからアイデアが出たのが昨年末頃。Tシャツや帽子といった案もありましたが、役員内で話し合い、エコバッグに決まりました。

そして自称エコバッグマニアの松田代表の意見を取り入れ、しっかりとした厚手のキャンバス生地をメインとし、柔らかなコットン生地でも別デザインを作りました。各デザイン100枚ずつ、計300枚(当会の会員数とほぼ同じ数)作製しています。基本的に発送はせず、探鳥会等での対面販売のみとなります。収益は調査活動等に充てられますので、ご支援の気持ちとともに、是非ご購入をよろしくお願い致します。プレゼントにもいかがでしょうか。

キャンバス生地(裏表両面印刷)のデザインは会報『コマドリ』の表紙画を担当されている安藤康子さん。森を背景にしたおすましコマドリと、爽やかなライトブルーを背景に夏みかんにとまってさえずるコマドリが描かれています。コットン生地(片面のみ印刷)のデザインは封筒のイラストを担当した役員の上沖さんによるものです。

創立50周年記念エコバッグ

キャンバス生地ナチュラルカラー(左)  & キャンバス生地ライトブルー(中央)
寸法:横36x 縦37x マチ11cm 販売価格:1,500 円
コットン生地ナチュラル(右
寸法:30x35cm マチ無し 販売価格:1,000 円

安藤康子さんからひと言

かわいいでしょう?
役員の皆さんと一緒にアイデアを出し合って素敵なエコバッグに仕上がりました。毎日のお買い物が楽しいものになりますように。

上沖正欣さんからひと言

会報『コマドリ』の発送用封筒のデザイン。
封筒は開封したら捨てられてしまうので(リサイクルしている方もいると思いますが)、ずっと使えるエコバッグに。折りたためばポケットに入ります。

小学校で講演する松田代表河川で生き物の解説をする松田代表
(写真:地元の子供たちに身近な生き物の大切さを教える松田代表)

「まつやまコアジサシ子育て応援プロジェクト」やツル・コウノトリの誘致など幅広く精力的に保全活動をおこなっている当会代表松田久司氏が「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞しました(推薦元:中国四国地方環境事務所)。この賞は自然環境の保全に関する顕著な功績があった全国の個人・団体を表彰するもので、今年度は31件が選ばれました。

松田代表も主体となって活動されている「かわうそ復活プロジェクト」(推薦元:愛媛県)も同時に受賞されています。また、令和2年度には前代表(現・調査研究担当幹事)山本貴仁氏が理事長を務める「NPO法人西条自然学校」が受賞されています。

この度の受賞、誠におめでとうございます。今後のより一層のご活躍をお祈り申し上げます。かわうそ復活プロジェクトの活動については、こちらのホームページをご覧ください。

松田代表からのコメント:

令和6年度 「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰されました。自然ふれあい部門です。わたしの活動の主体としては、

  1. 日本野鳥の会愛媛
  2. かわうそ復活プロジェクト
  3. 環境カウンセラーおよび愛媛県環境マイスター

の3つになろうかと思います。それぞれにかかわっていただいた方々のおかげです。ありがとうございました。この3つにはそれぞれテーマがあります。

  1. 愛媛県下で鳥を対象
  2. 南予北部で身近な生きものを対象
  3. 南予北部の学校や自治センターなどの地域の活動支援

です。

話は少しさかのぼりますが・・・。愛媛にUターン前は、横浜自然観察の森で「友の会」というボランチアグループで活動していました。そこには(公財)日本野鳥の会の職員が常駐していて、彼らに「観察させてもらっている生きものに恩返しすることを意識しておくように」とよく言われていました。生きものを観察したら、記録を残して、共有するのが第一歩です。共有は、インターネットが発達しているご時世ですから、国内にかかわらず海外のサイトにも提供できます。個別の記録や調査したことをまとめて報告したり、それを地域の生きものを対象にした保全の取り組みに生かしたりもできます。これらレベルはさまざまですが、できることをコツコツと続けたいと思っております。これからもよろしくお願いします。

重信川の自然をはぐくむ会が主催の重信川クリーン大作戦が7月6日(土)におこなわれます。

会員の方で参加を希望される場合、日本野鳥の会愛媛で取りまとめて申し込みますので、下記連絡先までお知らせください。

申込閉切:
6月27日(木)
連絡先:
Tel/Fax 089-923-3081
E-mail mail@ehime-wbsj.com

 


2022年1・2月号(No.266)より会報『コマドリ』のPDF配信を開始しました。

最初の支部報が発行されたのは1976年3月(コマドリ1号は1983年10月)。初期は手書きやワープロ(1985年2月から)で、カットやページ番号などはハサミやノリを使って切り貼りして、会報は文字通り「手作り」していました。

その後パソコンに移行してからも、コマドリはモノクロ印刷のため、写真等はカラーで見ることができませんでした。しかし、最近になって編集方法を変更し、原稿をそのままPDF化できるようになったため、PDF配信を開始することとなりました。

PDFなら、写真がカラーで見られるだけでなく、経費や資源の節約にもなります(会費のほとんどは印刷費や郵送費です)。植林木1本から作られる紙はA4のコピー用紙約13000枚分と言われています。会報は毎号大体24ページ(A4換算12ページ)。年6回発行で会員数300名とすると、21600ページとなり、年約2本分の木を切らなくて済むことになります(輸送にかかるコストなどを考えると、それ以上)。

PDF配信を希望される方は、トップページのアンケートフォームからお送りください。

他支部ではどのくらいPDF配信しているのだろうと気になってざっと調べてみたところ、オホーツク・札幌・郡山・いわき・埼玉・神奈川・新潟・福井・沼津・遠江・三重・京都・筑豊・長崎などがPDF配信や過去号閲覧をおこなっているようです(抜けがあったらお知らせください)。政府もデジタル化を進めていますし、つい最近ドバイ政府が完全ペーパーレス化を達成してニュースにもなりました。今後こうした流れは益々増えていくことでしょう。

ヒバリ 2005.6.10 新居浜市多喜浜 撮影:林利夫

これまで13万件近くのデータがある当会の野鳥データベース記録ですが、どうしても地域に偏りがあり、普通種であっても全域で記録されていないものもあります。

例として、記録件数が多く(ほぼ)県内全域に生息していると思われるが、記録された市町に抜けがある(あと数か所で全域が埋まる)ものを下図に示しました(クリックすると拡大表示されます)。黒は観察された月、緑は観察された市町、セルの数字は報告件数です。

久万高原町、松野町、鬼北町で抜けが多いことが分かります。これらの地域は会員が少なく、アクセスがしにくいこと、水辺の環境が少ないことが要因でしょう。しかし、この場所で見たことある(でも野鳥情報は送っていない)という方もいらっしゃるはずです。このリストからさらに簡単に見つけられそうな種類を抜き出すと、以下になるでしょうか。

松前町 ヤマガラ・シジュウカラ・エナガ
砥部町 ダイサギ・トビ・ヒバリ・ハクセキレイ
東温市 コサギ
久万高原町 ムクドリ・ハクセキレイ
上島町 ヒバリ
八幡浜市 ヒバリ・セッカ
鬼北町 スズメ・ハクセキレイ

これらを見かけたら、是非「記録を送る」から過去の記録を含めて野鳥情報を送ってください。会員外の方からの情報も大歓迎です。

今後、注目種として情報の少ない種や抜けがある種について、目録を充実させるためデータ補完を強化していきたいと思いますので、皆さんのご協力よろしくお願い致します。

松山市では、市民の皆さんが環境について気軽に学べる機会を提供するため、2018年から「ミニ環境フォーラム」を開催しています。今回のテーマは「絶滅危惧種・生物多様性」です。日本野鳥の会愛媛が協力し、パネル展示のほか、当会が伊予銀行環境基金エバーグリーンの助成を受けて取り組んでいる「まつやまコアジサシ子育て応援プロジェクト」」について当会代表が講演し、模型の色付け体験を行います。

日時:2021年2月27日(土)・28日(日)
会場:松山市総合公園管理棟1階(朝日ヶ丘一丁目)

日時や申し込み締切等の詳細は、上部パンフレットもしくは下記の松山市役所の案内ページをご覧ください。

http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/event/kankyo/yacho.html

最終更新日: 2021年02月16日