夏鳥なのに冬鳥?
探鳥会リーダーは、探鳥会がなくなったり、雨の日で人が集まらなそうな日でも、定期的なデータ収集や下見のため、探鳥コースを回っています。
1月の城山探鳥会が中止となった代わりに、お堀を歩いていると意外な鳥がいたという情報が。
これは、珍しい冬鳥のニシオジロビタキ?!でも、よく見てみると・・・
なんとコサメビタキでした。普通は夏鳥として渡来するのですが、ごく稀に、このように越冬する個体も記録されます。
さらに、モズがいたと思ってよくよく見ると・・・
アカモズの亜種シマアカモズでした。沖縄など南西諸島ではよく見られますが、愛媛での記録はあまり多くありません。身近なところに意外な出会いがあるものですね。残念ながら1・2月の探鳥会は中止となってしまいましたが、3密を避けられるバードウォッチングは、こんな時の気分転換には最適です。是非皆さんも外に出かけて、鳥たちを探してみてください。
観察・撮影するときはマナーを忘れずに!そして見つけたら、是非「記録を送る」から情報提供をお願いします。
(撮影:小川次郎)