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シロエリオオハム 2017.1.31 伊予市下灘 撮影:真島一男

下記の日程で「第3回鳥の研究発表会」を開催いたします。参加ご希望の方は、当会事務局までご連絡ください。

主催:日本野鳥の会愛媛
日時:2025 年 11 月 8 日(土) 13:00~17:00(開場 12:30)
会場:愛媛県農林水産研究所 農業研究部 花き研究指導室 2F 研修室

申込:氏名・所属とともに「第3回鳥の研究発表会」参加希望とご連絡ください。本会会員以外の方の参加も歓迎いたします。参加無料です。
申込締切:2025年11月5日(水)

発表タイトルと発表者:
1)南予のクマタカの繁殖
楠木憲一(日本野鳥の会愛媛)・平田智法(公益社団法人「生態系トラスト協会」)
2)加茂川河口シギ・チドリ調査 25 年間の推移(2000 年~2024 年)
植木 巧(東予野鳥の会)
3)瀬戸内海にオオハム類は何羽?〜漂着した羽根の収集による個体数推定〜
木原涼帆(日本野鳥の会愛媛)
4)西予市でのツル類への保全活動
松田久司(日本野鳥の会愛媛)

当会が2017年度におこなった活動をご報告いたします(クリックするとPDFが開きます)。

日本野鳥の会の理念として「自然を尊び守り賢明に利用することが、人類の存続と幸福にとって不可欠であるとの認識にたち、野鳥を通して自然に親しみ自然を守る運動を、社会の信頼を得て発展させることによって、自然と人間が共存する豊かな環境をつくることに貢献する」というものがあります(詳しくはこちら)。

その理念に則り、当会でも普及啓発や調査保全などの各種活動を展開しています。

画像をクリックするとPDFファイルで拡大表示されます(転送・掲示歓迎)。

ナベヅルの世界の生息数は1万5千羽程度ですが、鹿児島の出水ではその約9割の1万3千羽以上が越冬しています。このように密集して越冬すると、鳥インフルエンザなどの感染症による大量死など、絶滅してしまうリスクがあります。そのため、全国に越冬地を分散させる取り組みが行われています。当会では、西予市において、地元や野鳥の会などと協力し、ナベヅルを誘致するための調査活動を行っています。

今回、一般向けの講演会を通してツルへの理解を深めるイベントが、西予市で開催されます(西予市HP)。現在西予市では数十羽程度のナベヅルが越冬しているくらいですが、かつての宇和盆地には湖や湿地が広がり、沢山のツルが舞っていたようです。また、江戸時代にはツルを藩主に献上したりツル料理を作ったりしていたそうです。そうした西予とツルの歴史や文化を通して、ツルやコウノトリが舞う豊かな自然と暮らしについて考えます。

専門家による江戸時代の人とツルコウノトリの関りについてのお話しや(北海道大学大学院専門研究員 久井貴代さん)、地元の方々・小学生による話題提供、そしてツルもどきの試食など、盛りだくさんの楽しいイベントになっています。皆さんお誘いあわせの上、是非ご参加ください!

開催日時:
2019年2月23日(土)14時~16時30分(13時30分開場)
開催場所:
西予市宇和町卯之町3丁目439-1 西予市教育保健センター4階大ホール(市役所の隣)
定員:
先着100名(事前申し込み必要・参加費無料)

2月15日(金)までに、①氏名 ②参加人数 ③連絡先(電話、Eメール)を下記にご連絡ください。
西予市教育委員会スポーツ・文化課 文化振興係 担当:高木
電話:0894-62-6416
FAX:0894-62-6591
メール:sports-bunka@city.seiyo.ehime.jp

共催:西予市教育委員会、西予市環境衛生課、(公財)日本野鳥の会
協力:宇和婦人会、田舎風割烹ちゃぼ亭
後援:四国西予ジオパーク推進協議会

最終更新日: 2019年01月21日

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